怪談えほん (1) 悪い本 大型本 – 2011/10/7
宮部 みゆき (著), 東 雅夫 (編集), 吉田 尚令 (イラスト)
絵本「悪い本 怪談えほん1 作:宮部みゆき 絵:吉田尚令 編:東雅夫」を読んでみた。
悪い本が語りかけてくる物語。「わることがかいてある本」が「わたしがほしくなる」と語りかけてくる。その語りがじわじわとくる。イラストもおもちゃがじわじわと迫って来る。
そして、最後は……。
朗読した方が怖そうだなと思いながら読んだ。声に出して読みたくなるリズム感がある。
でも、しっかりと怖い本。
ごちそうさまでした。
少し不満な点があるとするなら、『本』といいながらイラストは『クマのぬいぐるみ』な事。もっと本のイラストが見たかったけど、クマのぬいぐるみの方が絵としては迫力と怖さが出るんだろうな。
絵本『悪い本 怪談えほん1』