怪談えほん こっちをみてる。 ハードカバー – 絵本, 2024/2/16
となり そうしち (著), 伊藤 潤二 (イラスト), 東 雅夫 (編集)
絵本「こっちをみてる 怪談えほん9 作:となりそうしち 絵:伊藤潤二 編:東雅夫」を読んでみた。
顔の物語。シミや形や影が顔に見えるのはよくある事だけど、それが徐々に立体的な顔になり、目だけがこちらを見ている。そして、最後には体の一部が……。
物語としてはよくある『じん面相(体の一部が顔のような形状になる)』だけど、そこに至るまでの物語と絵がじりじりと迫って来るので怖い。
一番怖いのは表紙・背表紙のぎっしり『顔』が詰まってる絵。顔の絵はたくさんあるだけで怖い。夜中に見たくない。
全部怖い。
ごちそうさまでした。
絵本『こっちをみてる 怪談えほん9』
怪談えほんシリーズ感想
「悪い本 怪談えほん1」を読んで
「マイマイとナイナイ 怪談えほん2」を読んで
「いるの いないの 怪談えほん3」を読んで
「ゆうれいのまち 怪談えほん4」を読んで
「ちょうつがい きいきい 怪談えほん5」を読んで
「かがみのなか 怪談えほん6」を読んで
「おんなのしろいあし 怪談えほん7」を読んで
「くうきにんげん 怪談えほん8」を読んで
「こっちをみてる 怪談えほん9」を読んで
「はこ 怪談えほん10」を読んで
「まどのそと 怪談えほん11」を読んで
「おろしてください 怪談えほん12」を読んで
「いただきます ごちそうさま 怪談えほん13」を読んで
「おめん 怪談えほん14」を読んで