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絵本「ゆうれいのまち 怪談えほん4」を読んで

2025/07/07

怪談えほん (4) ゆうれいのまち (怪談えほん4) 大型本 – 2012/2/29
恒川 光太郎 (著), 東 雅夫 (編集), 大畑 いくの (イラスト)

ゆうれいのまち (怪談えほん)

絵本「ゆうれいのまち 怪談えほん4 作:恒川光太郎 絵:大畑いくの 編:東雅夫」を読んでみた。

表紙絵は独特でよくわからないけど、たぶん菜の花。そして、男の子ふたり。絵が独特すぎて、怖さはない。

物語は、友人に起こされて「ゆうれいのまち」に行く。そこで、幽霊に捕まって、生活することになる……何年もそこにいて、やがて。

リピートものらしいなということが最後でわかる。さて、この主人公の年齢はいくつなのだろう。友人とは『何』なのだろうという怖さが最後に襲ってくる。

絵もよくわからないけど、そのわからなさが『怖さ』に繋がっていくからすごい。具体的に何というものではないけど、理屈が通じない世界みたいだなということが絵からもわかる。
物語のおかしさ、変な感じと、絵の変な感じがうまく合致して『怖い』

変な怖さのある物語。ごちそうさまでした。

絵本『ゆうれいのまち 怪談えほん4