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絵本「かがみのなか 怪談えほん6」を読んで

2025/11/10

怪談えほん (6) かがみのなか 単行本 – 2014/7/18
恩田 陸 (著), 樋口佳絵 (イラスト), 東 雅夫 (編集)

かがみのなか (怪談えほん)

絵本「かがみのなか 怪談えほん6 作:恩田陸 絵:樋口佳絵 編:東雅夫」を読んでみた。

タイトルから予測できたけど、鏡の中の世界に引き込まれる物語。
舞台設定が『学校に寄贈された鏡』になっていて、学校内で子供たちが引き込まれているのかもと思わせる文章が続く。舞台がいいなと思ってしまった。
学校内の異変に誰も気がつかない。いつのまにか入れ替わる。そして、視点もいつのまにか入れ替わっている。鏡にとらわれる恐怖から、鏡から出られる喜びへ

よくある恐怖だけど、よく読むと視点が反転していることが一番の怖さかなと思う。

ごちそうさまでした。


絵本『かがみのなか 怪談えほん6


怪談えほんシリーズ感想
「悪い本 怪談えほん1」を読んで
「マイマイとナイナイ 怪談えほん2」を読んで
「いるの いないの 怪談えほん3」を読んで
「ゆうれいのまち 怪談えほん4」を読んで
「ちょうつがい きいきい 怪談えほん5」を読んで
「かがみのなか 怪談えほん6」を読んで
「おんなのしろいあし 怪談えほん7」を読んで
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「こっちをみてる 怪談えほん9」を読んで
「はこ 怪談えほん10」を読んで
「まどのそと 怪談えほん11」を読んで
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