怪談えほん (2) マイマイとナイナイ 大型本 – 2011/10/7
皆川 博子 (著), 東 雅夫 (編集), 宇野 亜喜良 (イラスト)
絵本「マイマイとナイナイ 怪談えほん2 作:皆川博子 絵:宇野亜喜良 編:東雅夫」を読んでみた。
表紙のピンクの女の子がかわいい。ロリポップを手に空を見ている。座っている枝の隣には蝸牛と小さな緑の紙の男の子らしきものが。女の子が目立ってて、気がつかなかった。
マイマイはピンクの髪の女の子。ある日、小さな弟を見つけて、親に見せたけど、小さすぎて見えなかった。
森に行くと馬に蹴られて右目をケガした。マイマイはクルミの殻に弟ナイナイを入れて、それを右目に入れてみた。
そして、ナイナイは夜の夢を見つける……。夢はナイナイを夢の世界に誘う。そして、マイマイは夢の世界に閉じ込められる。
絵のせいもあるけど、ファンタジックだけどじわりと怖い。マイマイが夢から目覚めることが出来ないままで終わってしまった。絵がかわいいのに、物語は若干グロイのも好き。
ファンタジックな怖い話。ごちそうさま。
絵本『マイマイとナイナイ 怪談えほん2』
怪談えほんシリーズ感想
「悪い本 怪談えほん1」を読んで
「マイマイとナイナイ 怪談えほん2」を読んで
「いるの いないの 怪談えほん3」を読んで
「ゆうれいのまち 怪談えほん4」を読んで
「ちょうつがい きいきい 怪談えほん5」を読んで
「かがみのなか 怪談えほん6」を読んで
「おんなのしろいあし 怪談えほん7」を読んで
「くうきにんげん 怪談えほん8」を読んで
「こっちをみてる 怪談えほん9」を読んで
「はこ 怪談えほん10」を読んで
「まどのそと 怪談えほん11」を読んで
「おろしてください 怪談えほん12」を読んで
「いただきます ごちそうさま 怪談えほん13」を読んで
「おめん 怪談えほん14」を読んで