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絵本「おんなのしろいあし 怪談えほん7」を読んで

怪談えほん (7) おんなのしろいあし (怪談えほん7) 単行本 – 2014/8/8
岩井志麻子 (著), 寺門 孝之 (イラスト), 東 雅夫 (編集)

おんなのしろいあし (怪談えほん)

絵本「おんなのしろいあし 怪談えほん7 作:岩井志麻子 絵:寺門孝之 編:東雅夫」を読んでみた。

学校の倉庫にいるおばけの噂を聞いて探検に入った男の子。そこで、おんなの白い足に出会う。驚きつつも落ち着いて倉庫を出たけど、帰り道でまた女の足に出会う。
そして……。

最後までまとわりついてくるのじわじわ来る。怪談の定番でわかりやすいけど、白い足の絵と主人公が家まで逃げ帰る絵が怖い。
表紙は青空に虹がかかって、男の子が笛を吹いてる明るい雰囲気なのに本の中身は黒い。黒い中に白い足が映えている。
ほっとしたところに、また入っている白い足……どこまで追いかけるのかなと思わせつつ、終わってしまった。足の原因はわからない。わからないのがいいなぁと思う。

定番だけど怖くて好き。ごちそうさまでした。

絵本『おんなのしろいあし 怪談えほん7