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絵本「はこ 怪談えほん10」を読んで

2025/11/10

怪談えほん (10) はこ (怪談えほん10)  – 2015/5/21
小野不由美 (著), nakaban (イラスト), 東 雅夫 (編集)

はこ (怪談えほん)

絵本「はこ 怪談えほん10 作:小野不由美 絵:nakaban 編:東雅夫」を読んでみた。

怪談えほんシリーズの一冊。たまたま図書館で目にした黒い絵本。気になって借りてしまった。
きゅっとする恐怖がたまらない。

何かがなくなったり、いなくなったりするたび『はこ』が開かなくなる。音だけがするけれど、やがてしなくなって箱が開く。そこには何もない……。
次は……。

じわじわ来る恐怖が文字と絵で迫ってくる。好き。こういうの好き。
全体的に黒っぽく、赤い色が目立つようになってる配置なのも素敵だ。
短くて読みやすいのに、恐怖はしっかり残していく。最後までドキドキさせられた。


怪談えほんというシリーズになってるみたいなので、他の本も借りてみようと思う。
ごちそうさまでした。


怪談えほん10『はこ』


怪談えほんシリーズ感想
「悪い本 怪談えほん1」を読んで
「マイマイとナイナイ 怪談えほん2」を読んで
「いるの いないの 怪談えほん3」を読んで
「ゆうれいのまち 怪談えほん4」を読んで
「ちょうつがい きいきい 怪談えほん5」を読んで
「かがみのなか 怪談えほん6」を読んで
「おんなのしろいあし 怪談えほん7」を読んで
「くうきにんげん 怪談えほん8」を読んで
「こっちをみてる 怪談えほん9」を読んで
「はこ 怪談えほん10」を読んで
「まどのそと 怪談えほん11」を読んで
「おろしてください 怪談えほん12」を読んで
「いただきます ごちそうさま 怪談えほん13」を読んで
「おめん 怪談えほん14」を読んで