ず-っとずっとだいすきだよ 単行本 – 1988/11/1
ハンス ウィルヘルム (著), 久山 太市 (翻訳)
絵本「ずーっとずっとだいすきだよ えとぶん:ハンス・ウィルヘム やく:久山太市」を読んでみた。
大好きないぬのエルフィーとぼくの物語。
一緒に育って、エルフィーの方が先に大きくなって、亡くなってしまう。ぼくはエルフィーに「ずーっとずっとだいすきだよ」と伝え続ける。
大切なエルフィーとの最後の日までの楽しい事と、少しずつ自分で出来ることが減っていく悲しみと、もうすぐお別れかもと思いながら世話を続ける切なさと。
命の大切さを伝える本と言えば、そうなのだけど、そこに詰まってる愛情がぎゅっと胸に迫ってくる。
私自身は動物全般苦手なので、ペットを飼うことはないのだけど、こういう話はきゅんとしてしまうな。
絵柄もほんわかしていて優しい色。子どもと一緒にふんわりと読む絵本。
ありがとうでした。
絵本『ずーっとずっとだいすきだよ』