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絵本「かぞくのほん」を読んで

2024/02/28

いろいろ いろんな かぞくの ほん 大型本
– 2018/2/2 メアリ ホフマン (著),
ロス アスクィス (イラスト), 杉本 詠美 (翻訳)

絵本「いろいろ いろんな かぞくのほん ぶん:メアリ・ホフマン え:ロス・アスクィス やく:すぎもと えみ」を読んでみた。


図書館で借りた6冊のうちの一冊。
まず、絵本なのでカラフル。見てるだけで、ワクワクする。


この絵本はタイトル通り『かぞくの本』
昔の家族は父親母親に子供が二人にペットたちといった感じだったけど、今は……という風に始まる。


ひとり親家庭、同性愛者カップルの家族、祖父母と一緒に暮らす家族、養子里子の家族といったものの紹介。
物語があるわけではないけど、姪っ子は『ようしやさとごって?』と聞いてきた。
忘れるだろうけど、頭の片隅に残ってるといいなと思いながら『血のつながりある親じゃないケド、手続き上で親になって子供を育てるんだよ』と伝えておいた。説明足りないけど、あれこれ入れると一欠けらも姪っ子の中に残らないのでなるべく簡単に。


他には住むところ、がっこう、しごと、休みの日、食べ物、服装、ペットなどが続く。
この辺りは紹介しきれないくらいの数になってしまうので、ざっくりとした感じだけど、それでも『それぞれいろんな家族がいる』ことが分かる。


最後にファミリーツリーが書いてあって、『半分妹』という存在が印象的だった。
けど、姪っ子は最後まで届かず、飽きてしまった。


海外(北欧辺り?)だと、離婚後の新しいパートナーと新しい子供が出来る事もよくある事(?)らしいので、その兄弟を『半分妹(兄なら半分兄など)』と言うらしい。
日本だと、異母兄弟、異父兄弟かな。でも、わざわざそこまで詳しく言わないような。一緒に住んでるなら『妹』と紹介してしまいそうな気がしたけど、海外では『離婚後の親の間を行き来する子供』という状態もあるらしいので、一緒に暮らしたり離れたりするのだろうか。


日本の父親違い、母親違いを示す言葉が入っているのはどうなのかなと思う。
これも家父長制度の名残なのだろうか?
海外では『半分』というだけで、どちらの親が違うのかを示す言葉は入れないのだろうか?
思考が絵本から飛んでしまったので、感想はこの辺りでやめるのです。


子供用だけど、大人が読んでも楽しい絵本でした☆

『いろいろ いろんな かぞくの ほん』