新装版 やなせたかし明日をひらく言葉 単行本 – 2024/3/25 PHP研究所 (編集)
「やなせたかし 明日をひらく言葉 編:PHP研究所」を読んでみた。
右ページに『メッセージ』左ページにそれに関する説明みたいな感じで書いてあった。読みやすい。
6章に分かれていたけれど、サクサク読んでしまった。
気になった言葉
『今はバイオレンスやポルノなどが多すぎる。
人の心の奥底には悪を喜ぶ気持ちも潜んでいるから、作者はつい暴力的なものや色っぽいものに頼りたくなるのだろう。
だが、プロフェッショナルなら、そうした手法を使わずに、読者に面白がってもらえるものを作らなければいけない。』99p
私もやなせさんと同じふうに思ってる。けど、今の時代はさらに酷くなっているような気がする。書くと長くなるので割愛。
『戦うときは、自分ひとりだと思わなくてはいけない。道連れをつくるのはよくない。どんな場合も責任は自分で負う覚悟が必要だ。』111p
ヒーローは孤独だ……という話はあちこちでちらほらと出てくるけど、こうやって具体的に書かれると本当に孤独だなぁと思う。でもこれ、リーダーの責任でもあるような。……そんなリーダーに出会ったことはない。下に責任を押し付けてるのは遭遇したことあるけど。
『若いころに読んだ童話や本だって、奥深いところまで読み取れるようになるし、何よりもさまざまな人生経験があるから、少々のことでは動転しない。』167p
年の功はただではないんだよな。経験値って知識の増加だから、本の読み方が変わるというのは実感している。やなせさんに比べたら、若輩者だけど。
そして、知識が増えたので、読めない・投げたい本も増えてしまった。知識の弊害もある。
もっと知識が増えたら変わるのだろうか。
モテたいという部分は気持ち悪いなと思ったけど、これ、演技なのかなとも思ってしまった。こう言えば、『人は楽しんでくれる』と思って言ってる部分もあるのかも……と思って、読んでしまう。
本当の事はわからないけど、誰だって格好つけたい気持ちの時はあると思う。
楽しかった。ごちそうさまでした。