ワンダ・ガアグ グリムのゆかいなおはなし 単行本 – 2019/5/20
ワンダ ガアグ (著, イラスト), ワンダ・ガアグ (編集), 松岡 享子 (翻訳)
「ワンダ・ガアグ グリムのゆかいなおはなし 編・絵:ワンダ・ガアグ 訳:松岡享子」を読んでみた。
3つのお話が載っていた。どれも楽しく愉快。
・かしこいおよめさん
少しずれた感性のお嫁さんコッティに夫のフリーデルがあれこれ指示を出す。それをことごとく『少し外れた』行動で返してきて……。
最終的に『盗賊から金貨を取り返す』ことはできたけど、そこまでのお話が面白い。
・三まいの鳥の羽根
3人の王子のうちの一人を後継者にすることに決めることにした。三人は王が飛ばした羽根を追いかけて、目的のものを持ってくるように言われる。
最終的に『おばかさん』と言われていた末っ子が、よい王さまになる。
でもこれ、上の兄たちは『やって来たものをそのまま届ける』だけだし、末っ子も『ひきがえるに相談する』だけで誰も苦労してないよな……と思って読んでしまった。いきなりよい王様になれるのが不思議だ。
・ハンス羽根まみれ
おばかなハンスが村の可愛い女の子グレーテルに恋をして、母親の言うとおりにする話。
最終的に振られる。
これもハンスのおかしな行動が面白い。最初の話のコッティと似た感じの異常さを感じてしまった。
グリム童話を面白おかしく再編してある物語を集めてあると最後の訳者あとがきに書いてあった。どの物語も面白くサクサクと読める児童書だった。
ごちそうさまでした。