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絵本「としょかんライオン」を読んで

2024/03/10

としょかんライオン (海外秀作絵本 17)
– 2007/4/20ミシェル ヌードセン (著),
ケビン ホークス (イラスト), 福本 友美子 (翻訳)

としょかんライオン (海外秀作絵本 17)

絵本「としょかんライオン 作:ミシェル・ヌードセン イラスト:ケビン・ホークス 訳:福本友美子」を読んでみた。
図書館で借りてきた本。思ったよりも大きな本だった。

タイトル通り、図書館にライオンがやってくるお話。
最初は慌ててた図書館職員も館長が『おとなしくしているならOK』と言ったので、しぶしぶ認める。ライオンは毎日大人しく図書館に通ってお手伝いをして子どもたちと一緒に本を読まれるのを聞いている。
ある日、館長が踏み台から倒れてしまって、他の人を呼ぶために吠えたライオンは図書館に行かなくなってしまった。
でも、図書館職員が図書館の前にいるライオンを見つけて『理由があればルールを破るときもある』と伝える。そしてまた、ライオンは図書館に通う。


子どもに『ルールを破るときもある』と伝える本かなと。
子供は教えられたとおりにルールを守ろうとする。純粋だから。それだけが正しいと信じてしまう。ただ、この『ルールを破るときはどんな時か』の判断が難しい時もあるけど。
でも、ルールでガチガチになってる子にはこんな本を読んであげるといいのかなとは思う。


私はと言えばルールでガチガチの子に近かったので、この本の意味は分かる。
ライオンさんが真面目で可愛くてキュンとするというのもある。絵も優しいタッチなのでほんわか気分になれる。


深く考えても考えなくてもいいのが絵本の良いところだけど、私は余計なこと考えすぎてるかも。

『としょかんライオン』