7SEEDS コミック 全1-35巻 セット
– 2017/8/10 田村 由美 (著), 小学館
7SEEDS 外伝 コミック
– 2018/1/10 田村 由美 (著)
※最終巻の表紙、全巻セット(伝外除外)リンク
「7SEEDS」全35巻+伝外を読み終えた。
リアルタイムで追えばよかったのかもしれないケド、終わってから集めようと思っていた。
なので、やっと集め終えた。
で、読み終えた感想。
ラストが長い。「BASARA」に比べると、長かった割には終わった感がない。
理由は作者もどこかに書いていたけど『描こうと思えばどこまでも描ける物語』だからだと思う。
「人類滅亡」から始まったけれども、着地点(目的)がない。
唯一、目的と言えそうなものは『生活』だけれども、それも「日常に起きるハプニング」を物語にも出来るわけで。
ただ、妊娠した子が出てきた辺りで、この子が出産して終わりかなと思ったらその通りになっていた。
「BASARA」は最初から目的が『革命』と決まっていて、それが終えたら終わったと思えた。
「7SEEDS」にはそれがない。
「BASARA」は更紗という少女を追いかけて物語が描かれたけれども、
「7SEEDS」は2人の主人公がいるのに、さらに多数の視点が描かれる(夏Aの子供時代やシェルター竜宮)ので、感情移入する人物を変えなければいけないだけでなく、上手く感情移入できない。
延々と増え続けるように見えた『BASARA』のキャラクターに比べたら、7SEEDSはキャラクター数は「(7+1)×5=35」ぐらいだろうと思えたのに。
……実際は、竜宮のキャラクターとか、夏Aの子供時代のキャラクターとかを含めるとそれ以上になっていた。
キャラクターの数を増やすのやめてほしい。
ラストの30人のキャラが地中迷路の中ですったもんだするの……誰がどこで何やってるんだ??と頭を使った。
BASARAが更紗が一人で舞台に立つような感じに比べると
7SEEDSはなんというか……大人数のアイドルグループ形式なのかなと思った。
さぁ。あなたは誰が好き?というキャラクター投票で誰が一位になってもおかしくないみたいな。
BASARAはぶっちぎりで更紗だろうけれど…いや。知らんけど、何かそんなイメージ。
7SEEDSは「サバイバル」のお話しなので、細かい知識が満載。
色々とお勉強になる事が書いてある。役立つかは知らないケド。
色々とモヤッとするので、長々と感想を書こうかなと思う。
とりあえず、『ラストまで読んでみた&BASARAと比べた感想』はここまで。
<na.i.syo.
タロットカードのイメージが沸いたので、メモ代わりに書いておく。
7SEEDSは「ソードの8」
BASARAは「女帝」
……そんな感じの物語。
正確にはタロットじゃなくてインナーチャイルドカードだけれども。
ソードの8は洞窟の中のイラストなので尚更、7SEEDSにピタッとはまる。
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