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絵本「ひとのなみだ」を読んで

2026/06/17

絵本「ひとのなみだ 文:内田麟太郎 絵:bakaban」を読んでみた。

戦争のお話だけど、戦争に行かない人間たちのお話。今の時代に合った物語だなと思う。
戦争に行くロボットと行かない人間。戦争が終わって『親を呼ぶ子供と子供を呼ぶ親』の映像を見せられて、初めて『戦争』が何なのかを理解するという物語。

戦争をするのはロボットとドローン。それは完全自動操縦なのだろうか。本当に人は介在しないのか。その機械を作った人たちは何を思って人殺しの道具を作るのか。大人向けだとそういう話にもなりそうだけど、絵本なのでそこまで深くはない。でも、大人が読むならそこまで考える。だって、それは実際に今起きている戦争の話だから。ウクライナ(とロシア)の話だとわかるから。

完全なファンタジーではなくて現実と地続きの不気味さがある。

絵柄も全体的に暗く不穏な空気が漂ってる。文章も淡々としていて不気味だ。
でも、読む必要のある物語。
ごちそうさまでした。

絵本『ひとのなみだ