編集

「風と雲のことば辞典」を読んで

2025/11/10

風と雲のことば辞典 (講談社学術文庫 2391) – 2016/10/12
倉嶋 厚 (監修), 岡田 憲治 (著), 原田 稔 (著)

風と雲のことば辞典 (講談社学術文庫)

「風と雲のことば辞典 監修:倉嶋厚 岡田憲治 原田稔 宇田川眞人」を読んでみた。

三ヶ月かけて、読み終えた。『雨のことば辞典』と同じシリーズ。

『雨』の次は『風と雲』。天気図は読めないけど基本的なことは覚えてる。気圧が高い方から低い方に風が吹くとか、冬の西高東低の気圧配置とか、おかげで頭の中に西高東低のあの線が何度出てきたか。

風と雲のことばだけど、天気の話がほとんど。雲の形や風の向き。読んでるだけで、詳しくなれそうだけど、情報が多すぎて忘れてしまう。西表島の『イリ』は西の意味で、東は『アガリ』とも書かれてた。ちょうど読んでた本に出てきた言葉だったので、なるほどと思って読んだ。
ヨーロッパの辺りの西風、東風……の神様の名前もあったけど、忘れてしまった。
『星きらめけば翌日風あり』のことわざも素敵だ。星がきらめくと翌日の天気は崩れる。使うことはないかもしれないけど、覚えておきたい。

最後の方にことわざと、季語が四季別に載っている。俳句などを作る時にも役立ちそう。

パラパラめくるだけでも楽しい。また、開いてみたい辞書。
ごちそうさまでした。


風と雲のことば辞典