生きる (日本傑作絵本シリーズ) – 2017/3/5谷川 俊太郎 (著), 岡本 よしろう (イラスト)
絵本「生きる 作:谷川俊太郎 絵:岡本よしろう」を読んでみた。
「ぼく」と一緒に読むと良いのかなと思った。
生きるという事を素朴な言葉で書いてあってホッとする。
「それはミニスカート」の部分の意味がわからなかったけど、この詩が作られたのが昔なので当時はそれが『生きる』に思えたという解説をテレビでやっていた。
時代を感じてしまったけど、そういうのを抜いて考えても生きるの意味をじわりと訴えてくる感じがいい。
そして、絵も優しい。いくつかのページで絵の時間が少しずつ変わっていく中に物語が出来ているのもくすっと笑えた。詩の文章とは無関係に絵の中にも絵の物語がある仕掛けが面白い。
素敵な絵本。ごちそうさまでした。
絵本『生きる』