このあと どうしちゃおう – 2016/4/22 ヨシタケシンスケ (著)
絵本「このあとどうしちゃおう 作:ヨシタケシンスケ」を読んで
リンゴとぼくのにせものと同じシリーズ。発想力と想像力の本。
この本は『死んじゃったおじいちゃんの残したノート』に書かれていた「このあとどうしちゃおう」という話を子供が眺める……という形で進む。
死ぬための準備のノートで天国や地獄、神様やお墓といったものが出てくる。
少しセンシティブな内容なので、子供に見せる場合は状況を見て渡す必要があるかなと思う。
でも内容は楽しくて、こんな天国だったら楽しそうというもの。地獄の話も『ちょっとした嫌がらせ』のようなものが多くてクスリと笑わせてくれる。
最後はおじいちゃんみたいに自分もノートを書こうとノートを買いに行く。けれど、ノートに書くことを考えてるうちに「いきてるあいだは どうしちゃおう」ノートも書きたくなるという終わり。
楽しい。大人にお勧めしたい。
ごちそうさまでした。