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絵本「ぼくのニセモノをつくるには」を読んで

2024/12/11

ぼくのニセモノをつくるには – 2014/9/20 ヨシタケ シンスケ (著)
ぼくのニセモノをつくるには

絵本「ぼくのニセモノをつくるには 作:ヨシタケシンスケ」を読んでみた。

リンゴと同じシリーズ。発想と想像力の本。
いろんな事に疲れちゃって『自分のニセモノを作ろう』とロボットを買ってくる。そのロボットに『自分とは何か』を延々と説明する。

この場合はこっちから見たら、こう言う時もあるよねとあちこちから眺めまわして、視点を切り替えて語りつくしてあるのが面白い。
自分から見た自分。家族から見た自分、友達から見た……はては、ロボットとして考えたらと色々と弄り倒して語りつくす。

そしてラストはあっさりと母親に「あなただれ?」とロボットだと見破られる。
これ、見た目がどうこうという話はほとんど出てこなくて、内面の話なのもいい。

子供と一緒に楽しめる。面白い本だった。
ごちそうさまでした。


『ぼくのニセモノをつくるには』


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