「君色パレット すきなあの人 絵:いつか」を読んでみた。
4つの物語が載っていた。
・わたしのホワイト 作:神戸遥真
憧れのあの子のマネをひっそりとする主人公。でも、あの子もまた誰かのマネだと気がつく物語。
思春期にありそうな心理で、『好き』もその『好きが崩れる瞬間』も頷いてしまった。
・最高のカノジョ 作:令丈ヒロ子
かっこいい主人公は女の子からの告白にうんざりしている。そんな主人公はAIを彼女に選ぶ物語。
最初からAIが出てくるので、タイトルと合わせてそうなりそうだなと予測は出来たけど、最後のシーンでホラーに早変わりしてしまった。ただ、お金持ちやかっこいいというレッテルが主人公視点でしか語られないのでギャグっぽい感じもした。
・クリィミーじゃない鳥のはなし 作:少年アヤ
魔法で普通の男の子になった主人公の物語。
全く分からなかった。何度か読み返したけど、理解できない。ファンタジー?それとも思い込みの激しい男の子の話?何がどうなってるのかわからなかった。
男でも女でもないって、つまり医療はどうするの?それとも日常?『君』『さん』の呼び方が嫌だとか、スカートやズボンに違和感があるとかそういう話だったのだろうか。
・おばあちゃんの恋人 作:こまつあやこ
おばあちゃんの恋人はおばあちゃんとは正反対の男性だった。なぜなのかを孫が探る物語。
少し教訓臭さを感じるけど、ふわりと優しくて納得できた。「雨にシュクラン」と同じ作家さんなのも納得してしまった。
最初と最後の作品は児童書らしくてわかりやすくて優しい。二つ目はテーマはわかるけど細部が雑。三つ目は本当にわからなかった……。児童書作品にしては珍しく、本当に意味が分からなかった。
ごちそうさまでした。
