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「雨にシュクラン」を読んで

2026/07/28

「雨にシュクラン 作:こまつあやこ」を読んでみた。

ヤングアダルトの棚にあったので、もっと字が小さいかなと思ったけど、普通の児童書だった。サクサクと軽く読めた。児童書らしくさわやかな終わりで心地いい。

『シュクラン』って蘭の花の一種か何かかなと思ってしまってたけど、アラビア語で『ありがとう』という意味だった。
高校をやめた主人公真歩が、出会ったのはアラビア書道。伶来と一緒にアラビア書道を学び、刺激を受けて真歩にもやりたいことが出来始める。

高校をやめた時点で、ひきこもりになっちゃう話??と思ったけど、単に『高校をやめた16歳』というだけで、主人公は意外と行動力がある。でも、平日の昼間に出歩くのってドキドキするよね。私も高校卒業後に平日昼間に出歩いて、大人に睨まれて怖くなったのを思い出してしまった。でも、平日だっていろんな理由で『学校がない』ときもあるんだから、堂々としてていいんだよな。

16歳の硬直した価値観と、突飛な行動力……そして、周囲の人たち。バランスよくて読んでいて心地よかった。

ごちそうさまでした。


雨にシュクラン