「ゼロからの読書教室 著:読書猿」を読んでみた。
初心者ではないので、すみません……みたいな気持ちになってしまった。本が苦手だったり、読むことが好きではないなと感じてる人には刺さるのだろうけど、本は食事なので「ごちそうさま」で終わる私には合わなかった。
会話形式で読みやすく、注釈もついている。初心者向きなのはわかる。
第1部は『本となかよくなるために…… しなくてもいいこと、してもいいこと』
第2部は『出会いたい本に出会うために……』してみるといいこと、知っておくといいこと』
第1部は読み方は自由。理解できなくてもいい。小説に描いてあるのはこういうこと。小説なんて読まなくてもいい。本は色々ある。というような事が書いてある。
第2部は目的の本にたどり着く方法。主に図書館の話。
気になったのは本が好きで読みまくってる私でも、『読み方についている名前』は知らなかったし、知ったところで覚えていられないなぁと。これは雑学好きな人向けなのかもとは思う。
『予読に転読、掬読、問読、刻読、再読……』16p
知らんわ。読みたいように読むだけだよと思う。雑学としては面白いけど、使いどころが見当たらない。私は『読書に関する言葉が好き』なわけではないことはわかった。ただ、『最初から読んでいかないとダメだ』と思ってる人にはいいのかもしれない。私は『あとがき』から読むから、小説などはネタバレした状態で読む方が多い。これはこれで楽しい。
『いろんな物語に触れることで経験値が増えるというか、ある種の免疫がつく。』94p
この文章は見た事あるんだよ。もしかして、同じ著者が別作品でも使ってるのだろうか。この本の発行年度が2025年度なので時間軸が合わないけど、おそらくこの文章と同じ理論でエグいコメントが来た事ある。
私が性被害に遭ったという記事を書いたブログに
『性被害に遭ってもショックを受けないように、性被害の小説をたくさん読むといいですよ。そうすると免疫がつくのでショックではなくなりますよ』というようなコメントが来たことがある。(一部、改変してある)
そのエグイ理論をどこから持ってきた!??と思ってたけど、もしかしてこの著者さんの他の書籍か何かで読んでそういう理論を組み立ててしまったヤバい人だったのかなと。
小説をそんな風に使うなよ。現実の体験が小説に敵うわけねーだろうが!!としか思わない。
第二部は情報量がやたらと増えて、読みたい本にたどり着く方法をあれこれ書いてあるけど、そこまで調べて本を読もうとする人はすでに本好きなのでは?と思ってしまった。
一部が初心者向けなのはわかるけど、二部は初心者向けではないのでは。情報を詰め込み過ぎているような気がする。
本好きだけど、さすがにそこまでする体力も気力もないし、専門用語が多すぎて二部はついていけなかった。
邪道だけど、私はAIに情報を放り込んでみてる。この読書ブログと私の読書スタイルをAIに分析してもらって、お勧め本を聞いてる。小説ならこの形式が手っ取り早い。
ただ、もっとマニアックな本になるとAIが英語情報を基に作られてるせいか日本語の本を出してくれなくなってしまった。小説以外の本の精度は微妙なので、最寄り図書館の書籍検索のキーワードで探したり、棚を眺めて探したりする。
本の探し方はいろいろある。
ごちそうさまでした。
