アンデルセンどうわ 単行本 – 2005/6/1
ハンス・クリスチャン アンデルセン (著), 堀内 誠一 (イラスト),
「アンデルセンどうわ 作:ハンス・クリスチャン・アンデルセン 訳:大畑 末吉 絵:堀内 誠一」を読んでみた。
6つの童話。でも、いくつかは詳しくは知らないので、こういう話なのねと思いながら読んだ。
・おやゆびひめ
おやゆびの大きさの女の子の話。さらわれてあちこちに行き、最終的に王子様の元にたどり着く。
改めて読むと、さらわれた先でお嫁さんになることが勝手に決められてて酷い話だなと思う。
・スズのへいたい
一本足のスズの兵隊が窓から転がり落ちてあちこちに行き、最終的に同じ部屋に戻って火にくべられてしまう話。
これは詳しくは知らない話。
・マッチうりの少女
冬の日にマッチを売る少女の話。
マッチで燃える木の家の町の日本では大火になってしまう。石(レンガ)の家だからこそできるんだろうな。
・マメの上にねたおひめさま
豆の上に寝たお姫様が、眠れなかったと言ったので、本当のお姫様だとわかる話。
特にこれと言って何もない。タイトルそのままの物語。あまり読んだ事がないけど、知ってる。
・はだかの王さま
うそつきな仕立て屋が『役目を果たせないものや馬鹿には見えない布』といって王様に見えない服を着せる話。
子どもが「裸だ」と指摘する風刺が効いている物語。よく読んだ物語。
・みにくいアヒルの子
みにくいアヒルの子が実は白鳥だったとわかる話。
こちらも子どもの頃に読んだ。
アンデルセンの童話は子どもの頃にいくつか読んだ。これだよねと思いながら安心して読めた。イラストも可愛くて文字も大きめ。ただ、ちょっと文章がくどい(訳者の意見?)かな……と思う部分はあった。
楽しかった。ごちそうさまでした。