編集

絵本「おいで…」を読んで

おいで… (ゾッとする怪談えほん)  – 2019/9/28 有田 奈央 (著), 軽部 武宏 (イラスト)
おいで... ゾッとする怪談えほん

絵本「おいで… ゾッとする怖い絵本 文:有田奈央 絵:軽部武宏」を読んでみた。

ゆうれいがでるという噂のトイレ。ある時、男の子が我慢できずにそのトイレに入る。思ったよりもきれいなトイレ。無事に済ませて出ようとしたところで……。


絵が……絵が、心臓に悪いくらい怖かった。ゾッとするというより、お化け屋敷のドッキリ驚かし系の絵本。いきなり目の前に不気味なゆうれいが出てくるなんて思わなかった。怖い系好きでも、こういうドッキリ系は好みとは少しずれるし、これじゃない感はある。
真夜中に読んでた分、怖さ倍増。
これ、子供に見せたらちょっとしたトラウマになりそうな子もいると思うので、お子様の閲覧注意……だと思うんだけどな。表紙の可愛い感じの男の子の絵を見ると、低年齢でも大丈夫と思える本なのに、中身は違うの詐欺では?

そして、絵で物語全部持っていかれてしまって、文章の意味は??と思ってしまった。バランスが悪い気がする。


ラストは男の子の手と、犬が吠えている。
怖いってこうじゃないんだよ。ワンワンの文字が滑稽に見える。

がっかりしてしまった絵本。
ごちそうさまでした。

絵本『おいで…

新しい投稿はありません 前の投稿