海辺の村のパン屋 大型本 – 2024/1/11
ポーラ・ホワイト (著, イラスト), いけだ さちこ (翻訳)
絵本「海辺の村のパン屋 作:ポーラ・ホワイト 訳:いけだ さちこ」を読んでみた。
海辺の村のパン屋の物語。
最初は静かな感じだったので、この形で進むのかなと思ったら、『村の人たちは猟師になって一生懸命働いてるのに、なんでパン屋なの?』と息子が父親に聞く話だった。
父親の回答が素敵すぎる。全ては回っていて、パン屋も必要な仕事という事がわかる。
最初のページに作者の祖父、おじ、父への感謝が綴られている。そこに『xx』に『キスキス』のルビ。……初めて見た。xでキスを表すのは海外ドラマで見たことがあるけど、本に載ってるとこういう風に文末でマークのように使うんだなとわかる。(日本語訳だから、英文とは違うのかもしれないけど)
ラストにはココナッツ・バンズのレシピ付き。
お腹が減る。
絵は色がひかえめで、静かな感じ。でも、パンはおいしそう。
小学校高学年向けの素敵な物語。ごちそうさまでした。