たんぽぽ 大型本 – 2015/3/13 著, イラスト:荒井真紀
絵本「たんぽぽ 文・絵:荒井真紀」を読んでみた。
ふわふわタンポポのイラストが好き。
たんぽぽのつぼみが膨らんで花が咲いて、綿毛になって飛んでいく……すべての過程が事細かに書かれている。
小さな変化をコマ送りで描いてあるので、絵を見てるだけでなるほど~と思ってしまう。
つぼみは根元にある。そこから茎に押し出されていく……。なるほど、たしかに膨らみかけた小さな蕾を見たことがない。気が付いたら蕾がにゅっくと出てる気がする。根元にあるつぼみは探したら見つけることができるのかな。今度、探してみよう。
小さな花弁に見える一つ一つが『花』で、見えてるのは『花の集合体』というのは知ってたけど、毎日『開いている』のは初めて知った。四日目でしぼんでしまうらしい。すごく細かい変化も丁寧に絵になってる。花がしぼむと茎も倒れてしまうけど、綿毛が開く頃にはまた茎が立つ。そうだっけ。そうなのか。次はちゃんと見てみる。
そして飛び立った綿毛が落ちた場所で種がまた芽吹く。
見慣れているタンポポだけど、もっとしっかり見たいなと思った。お散歩のときに探そう。
絵本、楽しかった。