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「剪定の本」を読んで

2024/05/16

庭全体が美しく見える 剪定の本 単行本
– 2021/12/10田口 裕之 (著), 田中 志郎 (著)

庭全体が美しく見える 剪定の本

「庭全体が美しく見える 剪定の本 著:田口裕之」を読んでみた。

園芸の実用書。庭の樹木の剪定用に使えるかなと思って借りてみた。

春です。庭……否。うちの庭は庭ではなくジャングルと化してます。詳しくは『ジャングル開拓』タグを見てください。この本で大丈夫か?という、うちの庭の写真が出てきます。(※まだ、記事作ってないです。)

本のお庭が綺麗すぎて羨ましすぎる。……という感想は脇に置きます。


基本的に『大きさを決める』『下に隙間を作る』『枝が被ってるところは切って良し』な事が分かった。特に『下の隙間』は開けたいけど、開けていいのか迷ってたので、知ることができて良かった。
下を少し開けた方が風通しがよくなって病気が防げる。

他にもいらない枝の事が書いてある。
上向きや下方向に伸びる枝(ほぼ垂直)
内側に伸びていたり、決めた大きさ(樹冠)から飛び出している枝。
他の枝に絡んだり、近い場所で平行に伸びている枝。
幹から直接生える細い枝。
一か所から何本も出る枝と、幹の脇から生える細い枝。

迷いが消える。特に地面からのびてる細い枝って……どうすんだろと思いながら残したりしてたけど、思い切って全部切る事にする。
樹冠は手の届く範囲に小さくしておきたい。

後は、枝を切る時期。これは春と秋ぐらいがいいらしい……言われなくても、活動できるのはその時期だけですけど。真夏は暑さで死ぬ(でも暑すぎて植物も伸びない。下手をしたら植物も死ぬ暑さ。去年の夏もいくつかの鉢が死んでしまった。10年近くしても生き延びてきた鉢たちが)
真冬は雪の下になるので、庭の手入れなんて出来ない。これは東京中心の話だから真冬は庭の手入れが出来てしまうんだろうな。雪国は無理。

でも、植物によっても適切な時期が違うので詳しくは調べた方がいい。

とりあえず、玄関わきに植えてある南天とつつじ(だったと思う)から手を付けたいと思った。
本にはどちらも載ってなかったので、切る時期だけネットで調べて見たら2~6月ぐらいまで。出来れば4月までに……とあった。東京基準なので、ざっくりひと月ぐらいのズレと思って5月ぐらいまでには切ればいいかなと思う。

庭や畑の本は『東京基準』と思って、気温差を考慮しないといけない……ちょっとめんどくさい。これ、北海道や沖縄の人は数か月の差になるのかな。うーん。分からない。気温で書いてくれた方がまだ分かりやすいのか?とも思うけど、初心者にはそれも難しそう。

後は感覚だよね。実際の目の前の植物と睨めっこするしかない。『桜が咲いたら』とか『土筆が出てきたら』とか他の植物基準で書いてあったら面白いかも。(そうではない)

枝を切る場所は、分かれ目からのほうが見た目がよくなるらしいけど、私、そういうの気にせずザクザク切っていた。なるべく気を付けよう。
他にも芽の上や葉芽と花芽の違いなども書いてある……けど、わからない。この辺りは諦めた。花や木を見せる前に『とにかく庭になる様に整える』が優先なので、芽の事は考えない事にした。ここまで考えるの無理。

・切る時期
・切る枝

この二つだけ今は押さえておくのです。


『剪定の本』