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「ボクが逆さに生きる理由」を読んで

2024/02/22

ボクが逆さに生きる理由 誤解だらけのこうもり
– 2017/10/19 中島宏章 (著), 福井大 (監修), 高田礼人 (監修)


「ボクが逆さに生きる理由 誤解だらけのこうもり」を読んでみた。
妹が図書館で借りてきたもの。


これでもかというほど、コウモリの話が載っている。けれど、専門書ではなくて面白く楽しく学ぶように書かれているので、読んでいるだけで楽しい。口語でかかれているので、作者の気分が読者に伝わってくる。


作者の『コウモリが大好きだ』という気持ちが随所にあふれている。
中身はコウモリの進化に翼にエコーロケーションにウィルスにと、進化以外は聞いたことがあるケド詳しくは知らないと言う点だったので面白く読めた。

進化の話は馬の方がコウモリに近いというのは面白いなと思った。
翼の話やエコーロケーションについても詳しくわかり易く書いてある。

ウィルスについては、今のコロナ禍を考えると「ん?」と思ったけど、よく見ると出版時期が2017年。あと三年後の世界がウィルスに苛まれているとはまだ誰も思っていなかった時代だからこう書かれてるのかと思った。

コロナってスゴイデスネ。その前に書かれているのか、その後に書かれているのかでウィルスについて書かれている事がずいぶん変わっていそうな気がする。


コウモリは捕まえてはいけない。と最初に書いてあるケド、私、一度、捕まえてしまった事がある。
部屋の中で飛び回られて、どうしても困ったので捕まえて外に出した。当時は必死だったけど、今思うと噛まれなくてよかったと思う。軍手ぐらいはしておくべきだったかも。素手と網でどうにかしました。やってはいけないですね。



とにかく、楽しい本でした。ありがとうです。

『ボクが逆さに生きる理由』