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「坊っちゃん」を読んで

2024/01/23
坊っちゃん (新潮文庫) 文庫 – 2003/4/1  夏目 漱石 (著)

坊ちゃんを読んでみた。
むかーし読んだけど、読み直してみた。


リンク先の本ではない。家にあった本は非売品となっていたので、代わりにこちらのリンクを張った。

……言葉が難しい。
内容はテンポよく進んでいて読みやすいはずなのだけど、言葉が…んー。うーーん。と思いながら、読んでみた。
あ。あと、私が生まれる前に印刷された本だったので、文字が小さい。
小さい文字はキツイ。文字は大きい方がいい。


読み直して、思ったのは……やっぱり『難しい』という事。
内容が難しいわけではない。坊ちゃんの話が軽快にテンポよく進んでいく。

……これ、現代の言葉で軽く読みたい。と思った。あと、文字はもう少し大きく。


キャラクターも判りやすくて、面白いのだけれど……。
主人公の坊ちゃんのキャラクターは判りにくいなと…分かりにくいというか、『冗談が通じない』『言葉を言葉のままに受け取る』キャラっぽいので……、勝手に「これはこうだよね(赤シャツは親切ではないけれど、親切にしている)」と思って読んでしまったモノが、坊ちゃんの中では「親切なんだかよくわからない」と書かれていたり。

私としては勝手に『親切なフリだよね』と思って読んでしまってるので、「わからない」ということがわからないと思ってしまう。
そーいうキャラだと言われたら、そうなんだねと思うのだけれども。

そんなズレが、幾つか起きてしまって『分かりにくいキャラ』と思ってしまう。


坊ちゃんってこんなに複雑なキャラだったんだなと思った。……合わないだけかもしれないけど。

坊っちゃん (新潮文庫) 文庫 – 2003/4/1  夏目 漱石 (著)