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「罪と罰(手塚治虫漫画全集)」を読んで

2024/01/15

罪と罰 (手塚治虫漫画全集)
手塚 治虫 講談社 1977-06-13

『罪と罰』ドストエフスキー……聞いたことぐらいはある。
もしかしたら、家にあったかもしれないけれど、読んだ覚えがない。

手塚治虫作品はだいたい(全部ではない)、読んだけれどこれは記憶になかったのと『罪と罰』がどんな話なのか知りたくて、借りてみた。


……わからない。
漫画は読みやすいのだけれども、物語が複雑だ。
そもそもカタカナの名前が頭に入らない。『ハリー・ポッター』も最初は名前が頭に入らなかった。


で、何度か読み直した。漫画はサクサク読める。
話の短さに対して、キャラクターが多い。
誰がどこで出てきたキャラなのか、見直して確かめるけれど、やはり話がいまいち分からない。


とりあえず、主人公が殺人を犯して自首したがる物語……という主軸(?)だけは理解した。
たぶん、小説にはもっと複雑な事がたくさん書かれてるんだろうなと思う。
複雑な小説の話を漫画にまとめてあるだけですごい。
ラストに手塚先生のあとがきが載っていて、ちょっと得した気分にもなった。
作品が描かれた背景にそんな事情が……みたいな?


家の中を探して小説を読んでみようかな。図書館で借りても、読み切れる気がしない。

罪と罰 (手塚治虫漫画全集)
手塚 治虫 講談社 1977-06-13