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「吟遊詩人ビードルの物語」を読んで

2024/02/21

吟遊詩人ビードルの物語
新装版 (ホグワーツ・ライブラリー) 単行本
 – 2017/4/13 J.K.ローリング (著), 松岡 佑子 (翻訳)

図書館で借りた「吟遊詩人ビードルの物語」を読んでみた。

童話のような話が5つに、ダンブルドアのメモがアトガキのように挟み込まれている。
こちらも、『幻の動物とその生息地』と同じく、作りこまれている。そして、こちらはハリーポッターで出てきた物語が、載っている。


どの物語も短くて読みやすい。そして、楽しい。
魔法使いたちがマグルをどう見ていたのかが、分かるのも面白い。

個人的には、物語は物語として読みたいので、ダンブルドアのメモが一々挟み込まれてるのは……邪魔な気がした。
ハリーポッター全部読んだけど、最後は……ただただ疲れる物語だったし。
それと切り離して、読めたらよかった。


物語は5つ。
「魔法使いとポンポン跳ぶポット」
「豊かな幸運の泉」
「毛だらけ心臓の魔法戦士」
「バビティうさちゃんとペチャクチャ切り株」
「3人兄弟の物語」

最初の2つはほのぼのした物語。
3つ目は、子供向けにしてはグロイ。が、これが、ハリーポッターのあの部分に通じるのねと思ったり。
4つ目は、裸の王様みたいだなと思った。
5つ目は、ハリーポッターでラストに出てきた『死の物語』

5つ目だけ、読んだことあると思いながら読んだ。……ハリーポッターに出てきているから、読んだことがある。
ペチャクチャ切り株はロンが言っていた気がするけど、そんな話があるという会話だったかな。


これを読んで再び、ハリーポッターを……読む気にはなれない。そこまでのファンではないけど、作中の物語を知る事が出来て満足。


『吟遊詩人ビードルの物語 新装版』